この度、㈱大協組建築部のホームページがリニューアルされることに伴い、ブログを開設することになりました!
これから毎週、交代で記事をアップしていきたいと思いますのでよろしくお願いします!
今回は建築部最年少の藤井が担当します。
今回は、私が配属されている県発注の県立米子白鳳高等学校教室棟耐震改修工事(建築)をご紹介したいと思います。
白鳳高校は米子市淀江町にあり、妻木晩田遺跡のすぐ近くの非常にのどかな場所にあります。
今年の4月から始まった工事も11月末の竣工に向け、今週で足場も無くなりました。敷鉄板や仮囲いなどの仮設物の撤去と場内の整地を残すのみとなりました。
現 況 |
現 況 |
この工事は、白鳳高校教室棟の耐震補強と内外部の老朽改修工事と2本立てとなっています。
今回は耐震補強工事の方をご紹介します。
耐震補強工事にはいろいろな種類・工法がありますが、今回の工事では最もよく採用されている開口部に鉄骨の筋交いを取り付ける工法が採用されています。
仮設間仕切り設置 |
教室棟の内部に鉄骨を取り付ける工事のため、5月から内部に仮設の間仕切りを設置し、安全に作業ができるようにしました。
開口部サッシ・壁撤去 |
白鳳高校は日曜日に通信制の授業があるため、学校が唯一休みの土曜日を中心に作業を行いました。
開口部のサッシや腰壁のコンクリートを解体しているところです。
鉄骨ブレース吊込 |
解体して出来た大きな開口部に鉄骨をクレーンで吊って組み立てます。
内部腰壁下地組立 |
鉄骨を取り付けた後、外部には新たなサッシを、内部には写真のように腰壁の下地を組み立ててこの上に仕上材を張り付け、塗装などを施して完了です。
内部完成状況 |
外部完成状況 |
かなり端折りましたが、このような感じで耐震補強の工事を行いました。
既存の建物の状況で施工するのに苦労した点もありましたが、キレイに仕上げることができホッとしています!!
現場の木々も色づき始めて秋の訪れを感じています。
特に朝晩は極度の暑がりの私でも寒さを感じるようになってきました!
11月に入って今年もあと2か月ですが皆さんも体調には気を付けて頑張りましょう!!
以上、藤井でした。