建築部 藤井です。
今回も私が担当しています、溝口中学校プール改修工事の報告をさせていただきます。
昨年末の29日に辺り一面雪景色の中、プールのコンクリートを打設しました。
朝は氷点下2度で水道も凍って出ない中で打設スタート!!
午後4時ごろ無事打設完了。
皆さんコンクリートって打設すれば終わりと思ってないですか?
コンクリートってただ打っただけだと、凸凹で汚いのです。
そこで左官屋さんの登場!!
凸凹のコンクリート面がみるみるキレイになっていきます。
これを繰り返すこと1~3回。(今回は3回行いました。仕上げのレベルによって回数が変わります。)
ただ、コンクリートがある程度固まらないと、仕上げができないので夏場ならすぐ固まるんですが、冬場だとなかなか固まらず仕上げ完了が朝になることも!!
今回は23時前に完了しました。
気温が氷点下にもなろうかという日に何故、意外(?)と早く仕上げが終わったかというと、いくつか理由がありますのでご紹介しましょう!!
まず1点目。
写真のようにプールサイド全体に屋根をかけ、雨や雪、寒気を防いでいる点。
2点目。
ジェットヒーターと呼ばれる温風を出す機会を設置し、写真のようなビニール製のダクトを装着して、暖気を最大100mまで送っている点。
そしておまけですが、コンクリートは打設後、コンクリート温度2度以上を保たなければなりませんので、上記2点でも十分なのですが、写真のような綿の入った布団のような布をコンクリート表面にかけて熱を閉じ込めました。
こんな工夫もあって、品質的にも時間的にも良いコンクリートが完成しました!!
さて、年が明け、型枠も無くなり新しいプールが入る箱が完成しました。
現在は、プールの下のサンドクッション、まあ平たく言えば砂を敷いてプールを入れる準備をしてます。
来週からはいよいよ新しいプールの組立が始まります。
並行して進めている付属施設工事の方も新築の部室棟などが仕上工事に入っています。
この辺はまた次回書きたいと思います。
インフルエンザ流行ってるみたいですね。
皆様もお気を付けくださいませ!!